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家づくり成功術 気持ちいい間取りの秘訣

Lesson3

風・光と共生する広がり空間でコンパクトな暮らしを楽しむ

 

チェック
風・光と共生する広がり空間で
コンパクトな暮らしを楽しむ

家は、何よりも家族がくつろぎながら快適に過ごせることが一番。面積や予算にそれぞれの限りがあるなかで、いかに工夫して気持ち良く生活できるようにするか。家づくりで大切にしたいポイントを挙げてみました。
 
 
 
 
 

風・光と共生する広がり空間でコンパクトな暮らしを楽しむ

  • 家づくりで大切にしたいポイント

 

自然の取り込み

風や光を上手に生かして
エアコンいらずの快適さに

家づくりを考える際に基本的となるポイントの1つが、室内と外部の関係です。高気密・高断熱はもはや当たり前ですが、その先の考え方は大きく2つに分かれます。

最近の住宅で多いのは、エアコンを使うことを前提に、外の季節感を遮断する家づくりです。小さな窓に、軒の出がほとんどないという外観。こうした家では、夏になると強い日差しが外壁や窓を直撃するので、窓を閉じてエアコンをかけます。断熱性能が高いとエアコン効率も良くなるのは良いところですが、逆にいったん家内に入った熱は外に逃げにくいので、夜になってもなかなか涼しくはなりません。

もう1つの考え方は、大きな窓をつくり、外の自然や季節感を積極的に取り入れる家づくりです。ここで大切になるのは軒の出です。深い軒があれば、夏の強い日差しを遮る一方で、冬になると低い太陽の日差しを室内まで導けます。深い軒があると雨の日でも窓を開けられるので、風を取り入れることができます。また深い軒は外壁に雨水がかかるのを防ぐので、建物の耐久性も高まります。

このように光や通風を上手に取り入れると、エアコンに頼らずに生活することが可能です。また大きな窓があれば、昼間はほとんど照明をつけずに済みます。

自然な空気の流れエアパス工法の仕組みはこちら

 

風や光を上手に生かしてエアコンいらずの快適さに

夏の時・・・

軒のない家はエアコン頼りに

軒のない家はエアコン頼りに

 

軒があれば通風で気持ちいい

軒があれば通風で気持ちいい

 

 

広がり間取り

一体的な空間づくりで
家族の距離も近づく

日々を心地よく暮らせるようにするためには、間取りの工夫も欠かせません。私たちがお薦めしている「広がり間取り」をご紹介しましょう。

多くの家では、玄関・リビング・階段・2階の個室の間を廊下でつないだ間取りにしています。こうした廊下をなくしてしまうのが広がり間取りです。玄関と直結させたLDKから吹抜けの階段を介して2階へ、あるいは個室へと直接つながるようにするのです。また各部屋は、なるべく細分化しないようにします。

廊下があると、生活も風も分断される…

△冬季は玄関からの冷気で居室と廊下の温度差が心配

△廊下は1年中暗い場所に

1階

 

2階


広がり間取りにすれば・・・

1階

 

2階

広がり間取りのメリットはいくつもあります。

まず、廊下の面積を減らせること。通路として使うだけの廊下でも、つくるには居室と同じ金額がかかります。廊下をなくせば35坪の家を30坪に減らせ、その差額を別の予算に回せます。住まいに感じる広さは、実際の面積と必ずしも比例しません。生活空間に広がりがあれば、少ない坪数でも広々と感じる空間をつくることはできるのです。

2つめのメリットは、家の中を風が流れること。廊下のように、風を遮る壁はありません。吹抜けを設けた場合には上下階の間でも風が通り、階ごとの温度差もなくせます。

3つめのメリットは、家族の距離を近づけることです。玄関から廊下を通って個室に行ける間取りでは、子どもやお父さんが出入りしても気づきません。その点、玄関からLDKを通って各部屋へ導く広がり間取りなら、家族の様子や気配が分かり、コミュニケーションもしやすいつくりになるのです。

4つめのメリットは可変性です。長く住んでいる間に家族の生活は変化します。10年後、20年後には、必要な部屋も変わってくるでしょう。今の家族構成に合わせて家を細分化してしまうより、将来の変化に対応しやすい大きな空間を用意しておくほうが合理的です。

実際に広がり間取りを体感する

 

広がり間取りのメリット

  • 1. 廊下の面積が減らせる

⇒ 面積が減った分の予算を別の使い道に回せます

  • 2. 風が抜ける

⇒ エアコンなしで気持ちいい

  • 3. 空間が一体化

⇒ 家族の距離が近づきます

  • 4. 空間の可変性

⇒ 将来の変化に対応しやすい

広がり間取り

 

広がり間取り

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収納のコツ

日常の動きを考えて
効率的にモノをしまう

特に奥様にとって、収納をしっかり用意することは家づくりの大きな課題。収納は、やみくもに量を確保するのではなく、適切な場所に設置することが重要です。

そのためにまず、ふだん帰宅してから家の中をどう動くかを考えてみましょう。買い物を入れたバッグをリビングダイニングに置き、クローゼットで着替えてからキッチンで夕食の準備…。こんな風に実際の動きを想像してみると、どこに何をしまう収納があると便利かが見えてきます。

たとえば、クローゼットの置き場所。2階の寝室ではなく、1階のリビングや玄関のすぐ横に用意すると、帰宅後わざわざ2階に上がらずにさっと着替えられるので便利です。玄関から「シューズクローク→食品庫→キッチン」という通り道をつくるのも、奥様に便利な間取りです。

間取の進め方考え方の案内はこちら

玄関→クローゼット直行

 

玄関→食品庫→キッチンへの抜け道

毎日の家事を効率的に行うための配慮も欠かせません。洗濯物をどこで洗い、どこで干し、どこでたたんでしまうのか。この動線をコンパクトに納めると、日々の暮らしはぐっと便利で快適になります。その際、お薦めしているのが和室の活用です。ふだんは使われないことの多い畳の客間を、家事兼用の部屋に使ってはいかがでしょうか。物干ヤードや押し入れなどとつなげれば、取り込んだ洗濯物にアイロンをかけ、たたんで片付けるための空間としても活用できて便利です。

不要なものをまず捨てる、という割り切りも重要です。せっかく収納を用意しても、ふだん使わないものをしまい込んでおくだけとなることは少なくありません。タンスは必要最小限にして壁面収納を活用するといった発想の転換も、気持ちよく暮らすために必要な知恵です。

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和室の奥に洗濯動線を設ければ、 和室を「洗濯物をたたむスペース」 として活用することも

▲和室の奥に洗濯動線を設ければ、
和室を「洗濯物をたたむスペース」
として活用することも

次は木の話をしましょう